別れる選択は無し。と自分で決めちゃった話【28】

元カレ漫画

別れる出てけと簡単に言う彼が嫌だ。

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別れる選択はなしと自分で決めちゃった話

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漫画:28話目

当時はなんとかして彼を落ち着かせたくて必死でした。
さすが振り回され師のヒマ子。
私も一丁前に頑固なので自分の価値観を曲げられない。
実家に帰るってチャットしたから母さん心配しちゃったかな?と思ったらまだチャット見てなかったw
母は笑い上戸。
ヒマ子
ヒマ子

家族は私の選択を尊重する姿勢だよ。

あとがき

彼が簡単に「別れる」だの「出てけ」だのの言葉を使うのが本当に嫌だった。

私は本気の時に使う言葉だから。

これは私の価値観なのだけど、彼も「言霊ことだまってあるでしょ?」と言っていたので、本気じゃない言葉は言わない方がいいという概念は持っている…と信じていたよ。

彼は毎回軽々しくその言葉を発する割に、自身が落ち着くと「やっぱり別れたくない」と言い出すことが多くて、それも嫌だった。

彼が私の都合を無視して自分の都合ばかり押し通してくることが許せなかったんだと思います。

私は自身の悔しさの感情もあり、自分の発言にはそれなりに責任が発生する旨を彼にわからせたかったんだと思う。(これも私の価値観どすえ…)

価値観これだけ違うんだからさっさと別れろ?案件なんだけどね。それに尽きます、今となっては。
別れられたか?と言われると…無理だっただろうな。
私も彼同様、弱虫だからねぇ。

それでも当時は関係改善のために彼の感情の深掘りもしてたから、一応彼のそういった部分も把握して受け止めているつもりだった。

前にも言ったけど、私は彼のそういうところを受け入れ切れてなかったんだと思う。
深掘りして話し合ったし、価値観違うから無理だと伝えて別れ話もしたけど、それでも彼は別れたくないと言ったのだから、そのうちに変化するだろうと期待していたんだよ。

悲しいし情けない。
彼のことを幸せにしてあげたい、2人で幸せになりたいと、当時はそれなりに本気で思っていたんだよ、これでもw

そんなわけで、彼から「別れる」という言葉が出るたびに、彼はカッとしているだけだと思う反面、本気かもしれないという思いが捨てきれませんでした。

彼が万が一本気だった場合を考慮し、実家に住んでいいかの了承を家族に得ました。
(自分のリスクヘッジはちゃんとするしたたかさは持つ。)

すると久々に実母から電話が…。

私は母と全くと言っていいほど電話をしません。
チャットはよくしてたけど電話は全くしないよ。

私が帰るって言ったから心配かけちゃったのかな…と思ったら、母は全くの別件で電話をくれたらしい。

明日私の誕生日だからパウンドケーキ焼いて送ってくれたんだって〜‼︎www

笑っちゃったよw
こんな時期に喧嘩しててすみません本当にw

電話もらったついでに、

母にも愚痴を聞いてもらいました。(すぐ言う。彼には直接言わず、周囲に愚痴りまくる。)

重い雰囲気にならないように、なるべく面白おかしく。
母は笑い上戸なので基本的に涙流しながら笑って聞いてくれる。
深刻にではなく「いちカップルのよくある痴話喧嘩」として聞いてくれたよ。
私もそんな感じで聞いて欲しかったので助かった。

家族は私の選択におせっかいはかけてきません。
私の選択を見守るタイプ。

なので私の意思確認だけはします。

「あんたはどうしたいの?」

大切なのはそれだよね、母ちゃん…。

続きます。

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