情緒不安定な彼氏の話【11】〜ラスト〜

元カレ漫画

11話目、これでこのお話はおしまいです。

↓下記タグでまとめるよ
情緒不安定彼氏

↓前回のラスト

漫画11話目:〜ラスト〜

チャットアプリのやり取りだけ見るんじゃないんだ〜?!
「SNSのDMまで見るなんて聞いてないよ?勝手に見ないで!」と、主張して良かったんだろうなぁ…
いつもおつとめお疲れ様でっす〜!
ヒマ子
ヒマ子

………結局寂しかったんだってさ。

あとがき

彼はまた変なスイッチ入ったんだな…と思いました。(発作カムバック)

こういう時の彼には触れない方がいいので、ドアを閉めることは強要せずに布団に潜って寝ることにしました。

そしたら彼がやってきて「スマホ見せてほしい」と。
「どうぞどうぞ〜!向こう(リビング)で見てね〜!眩しいから〜!」と伝えるも…彼はベッドに寝そべり、私の隣でスマホチェックスタート。(眩しいよお)

「どんなやりとりを気にして見てるんだろう?」と、画面を覗いてみたところ、SNSのDMを見ていました。

私にとってかなり衝撃でした。

SNSのDMまでチェックするなんて知らなかった!!
プライバシーとは????

でも皆さんはきっともうわかっていますよね。
当時の私が気にするのはそこ(プライバシーとは?)ではありません。

気にするのはこちらです↓

SNSのDMに彼が気にするようなやりとりがあったらどうしよう?!

何度も言いますが、私は浮気はしていません。
しかし「彼の気にすること」が、わからないのです。
何が地雷になるかわからないので、それはそれはソワソワしていました。
彼が隣にいるのであからさまに態度には出さなかったけど、脳内大慌て。

それと、彼は公式チャットにも反応していました。

イラストレーターさん(男性)の公式チャットをともだち追加していたのだけど、アカウント名がそのイラストレーターさんのお名前(「公式」などが特についていない)なので、彼から「これ誰?」と聞かれていました。

しかも毎回!

「それはイラストレーターさんの公式チャットだよ〜お知らせがくるの〜」と答えていたんだけど(毎回)、トーク内を開く前に聞いてくるのです。
開いて自分で内容確認してみなよ、と言っていました。(これも毎回)
全部お知らせだから。私から発することはないから。

このことから「彼は男性名を気にするポイ」というのはわかっていたのだけど、その他はどの部分を気にするかわかりませんでした。
彼の気分…虫の居処?にもよると思う。

SNSのDMは男友達とのやりとりに関して質問されましたが、それ以外は特に何も言われませんでした。

スマホチェックを終えた彼が、去り際に一言。

彼

ヒマ子、これはヤバイよ〜w

ヒマ子
ヒマ子

ヤバイのは君では??

この発言の意味は全くわからなかったけど、彼はスマホ見て満足したようだったので良かった良かった。←

その少し後に彼はベッドに戻って寝ていたのですが、モニャモニャと寝言を言いました。
その声で起きたヒマ子。

話しかけられていると思ったので「ごめん聞こえなかった、何?」と問い返すと、「ごめん寝ぼけてた」と。

そっか、逆に話しかけて起こしちゃってごめんね…と思っていたら、彼がハグしてきて言いました。

彼

寂しい

今回も!寂しかったそうです!!!!
やっぱり〜!と思いましたとも。
でも、また自分で寂しいって言えて偉いね〜!(言うの遅すぎるけどな?)

とりあえず彼の「寂しかった」発言を受け止めました。(そっか〜寂しかったんだね〜)

そして思いました。

誰か、彼の寂しい気持ちをなんとかしてやってくれ。
ヒマ子には無理だ〜!!!!

切実に思いました。
彼の中の「寂しい」は彼自身がなんとかする部分だし、そうでなければ意味がないと思ったし、協力はする気持ちはもちろんあった(言ってくれれば)けれど、流石になんていうか、、、無理だな〜と。

私も寂しがりやなので「寂しい」を感じる苦痛はわかるつもりでした。
わかるよ?寂しい気持ちに襲われるのって怖いし嫌だよね?わかるんだけどさ〜〜〜

私に八つ当たりして発散してた彼が、(八つ当たりした後にだけど)自ら「寂しい」と発するようになれたのは、とても素晴らしいことだと思います。

思いますが…!
発するまでの過程が、私にとって辛いものでした。

とりあえず今回の揉めごとは「ご親族さんとのやり取りでストレスを溜めた彼が私に八つ当たりしてきたけど、結局突き詰めると、彼は寂しかったのだ」と私は解釈しましたが、皆さんはどう思いますか?

当時のヒマ子は疲弊しました。
けれど自分の疲弊は見ないふりをしました。
私にも問題は多くあったけれど、その中でも「自分の気持ちに寄り添わなかった」のが良くなかったなあと反省しています。

皆さんは自分の正直な気持ちに耳を傾けてあげてください。
自分の気持ちも、受け止めてあげてください。
私は今そのリハビリ中だよ。

もしかしたら、彼は何か精神的な病を持っていたのかもしれません。
でもそれは、今となってはわかりません。

「ああだったのかも?」「こうだったのかも?」と考えることはできるし、彼と別れた後に私はたくさん考えたけれど、事実として彼は一度もそういった病院にかからなかったので、診断はおりていません。
なので、事実としては健常者でした。

愛着障害はあったと思うけれど、これも私の素人考えなので確信は持てません。

このお話はこれでおしまいです。
同じことを繰り返す元カップルの話を読んでいただき、誠にありがとうございます。

あと2〜3話ほど書いたら、最後の大騒動が勃発します。
また覗いてもらえると嬉しいです。

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