※自死の話です。センシティブな内容を含みます。読むのご注意ください。
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ヒマ子
なんてこった…
6日目④
















もう別れた!と無関係無関心な態度を貫き通せないこと、死ぬと発した人へ間違った対応をしたかもしれないこと、彼の手を離すと自分で決めたこと、全部受け止め切れずモヤモヤしてました。そんな自分も不甲斐なかったです。
ずっと感じていた違和感…親御さんとの温度差の違いがなんとなくわかりました。親御さんは「彼がミスった仕事の件」つまり「会社とお金のこと」ばかりでした。彼が帰ってきた時のことを考慮して、彼の戻る場所を守ってくれたのかな。けれど、私が何度も伝えている「彼が死ぬと言って出て行った件」は本当に気にしていない感じでした。
それが私には不思議でしょうがなかったよ。私は「お金のことよりも彼が本当に死んじゃったらどうするの〜」…と気が気じゃなかったからね。
親は小さな頃から彼を見ているから、私なんかよりよっぽど彼のことをよく理解していたんだろうな。
続きます!


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