最後の大騒動【67】〜7日目 13〜

元カレ漫画

※自死の話です。センシティブな内容を含みます。読むのご注意ください。

まずはエピソード0をご一読ください。

乱暴なシーンはないですが、今回はナイフが出てきますのでちょっとご注意ください。

▼前話はこちら

▼前話のラスト

ヒマ子
ヒマ子

ヒマ子は何かを見つけた!

7日目 13

表情筋が動かなくなったのがわかったよ
証拠写真として
ないんかーい

この時の感覚は説明がしづらいです。

ナイフを目にした当時は「彼はここまで思い詰めて…;(泣)」とかじゃなかった。
「あ、ナイフまで出してきて、ここまでパフォーマンスするんだ〜…こっちは対話で解決しようとしてんのに〜…へぇ〜…」って感じ。

彼は勝手に暴れて、暴言吐いてきて、勝手に出て行って…戻ってきて死ぬと言った彼を泣いて止めたけどダメで結局別れて、けど彼はまた戻ってきて、、、もう別れてるし関係ないけど、それでも彼の話を聞いたり、彼のペースや想いなんかを多少でも汲むようにしていたし、お互いの考えや思いの違いを言い合って私も自分の意見伝えてたのに…そういう、私からのアプローチ?は全然関係なく、君はナイフとか持ち出すんだ?自由ですね〜って感じ。

ほんと、なんだろうね、スッと自分の温度が下がった。顔の表情筋が硬って動かなくなる感じがした(つまり無表情w)

どこまで行ってもこの人は自分のことばかりなんだな〜って。
亡くなってしまった事実から見返すと「それほど彼はギリギリだったのかも」「限界だったのかも」という見方もできるし、実際そうだったのかもしれないし、私もそう思って罪悪感や申し訳なさを抱えているけど、それでも、当時の私が彼に対して「こいつマジで自己中すぎる、迷惑すぎる」と思った感覚にもOKを出してあげたいと思っています。そりゃ自己中って思うし迷惑って思うよ〜!

彼は私を殴ったり、それこそ刺したりは できない と思っていました。
それは彼が優しいからではなくて「女に手を出す男はかっこ悪い」という考えが彼の中にあることを知っていたからです。彼は「自分の中でかっこ悪いこと」は絶対にしない男だし(かっこ悪いから死ぬのやめるほど)、私を刺す度胸もないだろうなって思いました。そう思ったのはこれまでの彼との付き合いがあったからです。
なので、友人と兄が私のことを真っ先に心配してくれた時、「あ、普通はそっちを心配するよね、心配かけて申し訳ないなぁ」って感覚だった。私も限界突破してて、元からイカれてる感覚がさらにイカれてたんだろうな。

とっても危ないので、こんな状況になったらすぐにその場から離れる(避難)、警察に通報する(援助要請)などしてくださいね!

続きます!

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