※自死の話です。センシティブな内容を含みます。読むのご注意ください。
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元々仕事早くないけど、この時は余計に時間かかったよ
7日目 29
















彼が「車を動かしに行ってくる」と言った時はとても焦りました。また失踪する気か?!って。
彼本人にはなんとしてもここにいて欲しかったのです。別れ話がまとまった後、親御さんにスムーズにバトンタッチするために。また音信不通は困るし、死にに行くつもりだったらもっと困る…!慌ててついて行こうとしましたが、彼は「大丈夫」と繰り返すばかり。ここまで何一つ大丈夫じゃねえんだよ。
彼は私が深夜(いや早朝か?)まで仕事していたことを「自分のせいだ」と言い謝罪してきました。「俺のせいでごめん。少しでも寝た方がいい。」と。
彼が自ら反省し、私を気遣っている様子が伺えたのでとても心にきました。(チョロ!)
私の仕事が遅れた原因のひとつは確実に彼だけど、彼を責めるような言葉は言わなかったよ。
「私の仕事は私の手が遅いから遅れているだけ。君は何も関係ないよ。だから気にしないでね。けど君の気遣いはとても嬉しいから、今はお言葉に甘えて寝るね。」と伝えました。
あくまでも「私自身のせいだ」という姿勢を貫きました。実際ヒマ子仕事遅いし!
ここで彼の「俺のせいでごめん」を受け入れたら「私の仕事が遅れたのは彼のせい」という関わりが生まれてしまうやん?私はもう彼と関わりたくなかったんだよ。なので徹底して「仕事は全部私のせい!君は全く関係ない!」を貫いています。あとはその姿勢を彼に見せるためでもありました。子どもに自分の背中を見せる親のように…!あれ?これ子育ての話だっけ?笑
そんなこんなで布団にダイブしたヒマ子。彼のお言葉に甘えて寝ま〜す!よかった、彼もようやく落ち着いたんだ。私の都合も気遣えるくらい冷静になったんだ…そう思い、お布団最高!秒で眠れそう!と、夢の中に行こうとしてたら彼から「あてつけなの?」と。
寝かせてくれ〜〜〜〜
続きます!


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