※自死の話です。センシティブな内容を含みます。読むのご注意ください。
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ヒマ子
笑いながら話すのやめれ?
8日目⑩




















彼から「今日この後飲みにいかない?」くらいのノリで「一緒に行っちゃう?」と誘いを受けました。「私が」断っても、彼は私の言葉は聞いていない(重要視していない?)ので、私じゃない第三者を出すと静かになります。
私という存在が無視されているようで悲しかった。懐かしい。
こんな感じだったので、彼が繰り返す「ヒマ子の言葉で帰ってきた」という言葉に罪悪感は抱いていたけれど「私の言葉を聞いていないのに?」という思いも同時に抱えていました。
「そういうことにしておきたいだけ」なんじゃ…?って気持ちも頭の片隅にあったよ。
私は「出て行って欲しい」とも「引き止めなきゃ」とも思っていませんでした。私の中に唯一あったのは「彼がキレないよう、言動に気を付けなくちゃ…」という思いだけでした。
彼の言動に振り回されることをいい加減やめなければ!と。
彼の中では「自分が色々してしまったからこその“今”であり、それをわかっているから今回は縋ることなく、別れもすんなり受け入れた俺」というストーリーになっているようでした。
彼の言動がめちゃくちゃで、私の頭がおかしくなりそうでした。
続きます。
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