※自死に関する描写が含まれます。
死別後の私自身の心の揺れや葛藤、悲嘆(グリーフ)の過程も描いています。読んでいて「ちょっとしんどいな」と感じたら、どうか無理をせず読むのを中断してください。
あなたの心を1番大切に優先してください。
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私はとにかく“彼”に対して怒ってた
訃報連絡までの話⑥













のけ者感を感じる、勝手なヒマ子
あとがき
彼ママがしおらしくなっていて、ちょっと驚きました。
「そりゃそうなるよね」と今なら思えるけど、当時のヒマ子は「え?」って感じ。
彼がナイフを持ち出して、私が「迎えにきてほしい」と電話した時の彼ママは、こんな様子じゃなかったからさ〜。
多分あの時は、まだ“許容範囲内”だったんだと思う。
Mさん(彼の友達)は私のことを「元彼女」として接してくれました。
同棲していた家に私が1人で戻ることを心配してくれたり、協力することを気にしてくれたり。
なんていうのかな〜線を引きながらも、ちゃんと人として尊重してくれている感じ。
Mさんの引いてくれる“線”は嬉しいしありがたいけど、寂しさも感じました。
私は「別れた…で…いいんだよね?」と、なんとなく決着がついていないような宙ぶらりんな感覚が続いてたからだよ。彼は別れを受け入れていなかったからね〜。
同棲していた家も私の荷物が残ったまま、彼との関係だけが宙に浮いているような変な感覚というか。スッキリしなくてさ〜。
“元彼女”として扱われるのは正しいし、私もそう扱ってほしいのに、どこか現実味がない。
Mさんの線引きに救われつつ、取り残されたような気もして、なんとも言えない居場所のなさがありました。わがままなヒマ子www
あの頃は、「彼が帰ってこないと私は次に進めない」と思ってたな〜。
彼が帰ってきたら「よかったね〜」で、同棲してた家に彼がそのまま住むなら、私の荷物だけ引き上げるなり自然と次のアクションが決まる。
彼が亡くなってたら「悲しい〜」で、同棲してた家は綺麗さっぱり片付けて、解約の方向に親御さんと進めるなり自然と次のアクションが決まる。
彼が見つかっていないこの状況で、あの頃の私は動けなかったんだよ。
責任感もあったかも。
「最後まで自分でやらなくちゃ」と、責任放棄した彼への反発心もあって、余計に背負いこんでいた気がします。
宙ぶらりんだったのは彼との関係だけじゃなくて、自分の気持ちの方もだったな〜(ぴえん)
続きます!


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