※センシティブな内容かなと思いますので、読むのご注意ください。
※あくまでも私個人のひとつの考え方としてお楽しみいただけると嬉しいです。
彼からチャットで唐突に言われました。
「俺が死んでも泣いてくれる人は誰もいないよ」
これを受けて、ヒマ子がブチ切れつつも対話した話ラスト!
彼が欲しかった返答とは違ったのかもしれないけれど、私は私で真剣に受け止めたつもりw

彼の言う「泣いてくれる人は誰もいない」って考え方は、相手次第な部分あるから、それ基準にしたら苦しいと思うよ?と思って提案をしたよ〜。
※これはインスタには載せない予定です。
漫画:3話目








ヒマ子の提案
前回のヒマ子の考え方を踏まえて、彼に新しい考え方の提案をしました。
彼は弱ってたからこんなことを言ったと思うし、こういう弱音も吐き出しあえる関係でありたいなと思っていたよ。(それを受けて私もイラっとすることもあるけどね!それは仕方ないです、お互い人間だもの!ごめん!)
「泣く、泣かない、悲しむ、悲しまないは、君の死を受ける相手のものであって、君は手出しができない」ということを重ね重ね伝えました。
泣く、泣かない、悲しむ、悲しまないは、君の死を受ける相手のものであって、君は手出しができない。
君がコントロールできることではない。
相手が決めることである。
事前に「絶対葬式で泣いてね!よろしくね!」とお願いしたところで、強制できることではないからねw
(いざ本番で涙出なかったら、相手も「マジごめん」ってならん?w )
心から悲しんでいても、涙が出ない人だっていると思うんだ。
なので泣いてくれるかどうかを重視して不安を持っても君が辛いだけだよと。
彼のそもそもの考え方というか感性というか感覚の方を、もう少し柔らかくしたらどうだろう?との思いがあっての提案です。
君を知っている全ての人には、それぞれ穴があく
彼は自営業で経営者でした。
社交的なのでお友達もめちゃくちゃたくさんいたし(めちゃくちゃ顔が広い)、お仕事で触れ合う方も多く、ヒマ子と比べると、触れ合う方々は年齢も幅広く、大人数でした。
君がこれまでに触れ合ってきた人々は、君が死んだら心に穴があくと思うよ。と伝えたよ。
何回も言うけど、穴があいても泣かない人も悲しまない人もいると思う。
穴のサイズにもよると思うし。
けど、君がいなくなったことで、君を知っている人たちの心には、大小関わらず穴があくと思う。
彼にわかりやすいように、例え話も交えながら説明しました。

君がよく行く飲食店の大将が亡くなったら、大将とプライベートな関係ではないし大将の背景なんて何も知らないし、大将が亡くなってもその定食屋はメニューも変わらずに存続するだろうけど、、、それでも「あ〜…そうか、大将亡くなったのか〜」って、少しでも寂しい気持ちにならない?
彼はこれに対して

なるなる。
あーそうか〜…って、ちょっと寂しい気持ちになる。
と言っていた。
君に対しても、そういう感覚になる人はたくさんいるよ。って。
お友達はもちろん、君がお仕事で触れ合った人、バイトに入ってくれた人…あとは、もしかしたら君とは直接会ったことなくても、君のご友人から君の話を聞いて悲しんでくれる人もいるかもしれないよね。
3秒間だけ君の死を悲しんで、3秒後にはもう忘れる人もいるかもしれないね。
けどさ、その3秒は君の死を悲しむんだよ。
「泣いてくれる人は誰もいない」っていう不確かなことを考えて悲しむよりもさ、「自分と関わった人たちにそれぞれに穴はあく」って考えた方がちょっぴり気持ちがあったかくならない?…と伝えました。(ふわっと〜w)
もしもそう考えても、まだ「泣いてくれる人は誰もいない」と考えてしまうなら、
「親とヒマ子は絶対泣くだろうな〜」って全力で思い込んでおけばいいよ。笑
(泣く人を確実に3人ゲットできたじゃん!イェ〜イ☆ってねw)

私が家で寝てたら間髪入れずに男と浮気してたんだ!って思い込むじゃん?その思い込みは一息ついて落ち着いて考えるように治して欲しいけど、これに関しては全力で思い込んでいいよ!思い込もう!!
と、マジで言いました^^笑
彼はこの考え方をとても気に入ってくれたみたいで、トーク上でノートにメモってくれました。
親とヒマ子は確実に泣くだろうなぁ〜と全力で思っておく。

ホッ…。
理解して、気に入ってくれたみたいでよかったよ〜。
彼は今まで、今回のヒマ子のような考え方や感性に触れたことが全くないみたいで、とても興味を示してくれた。
ヒマ子も安心しました。
君がいなくなったらみんな悲しいよってことが伝えられてよかった〜。
彼は本当に気に入ってくれたようで、後日「穴があく話」を弟さんにもシェアしたそうです。
これには笑ったwww
気に入ってもらえて本当によかった。
「自分以外の考え方も悪くないな〜」って、「そんな考え方もありだな〜」って、「面白いな〜」って、彼がほんの少しでも思ってくれたらいいな。
柔軟に取り入れるようになってくれたらいいなぁと、心から思いました。
お互いの死生観について
これは漫画には書いてない部分なんだけど…
「自ら命を絶つことに対してどう思っているか」についても彼と意見交換をしました。
最初に言っておくと、私自身はその選択は持っていません。
理由はいろいろあるけど、「あり or なし」で答えてと言われれば、私は「なし」なの。
けれど、「その考えを他人にも強制するか?」と問われると、それは「NO」。
考えや選択は、個人の自由だと思っているからです。
私は相手に対してその選択をして欲しくないとは思うし、その選択をした人の死を受けたら、私は悲しむでしょう。穴があくんだよ。
けど考え方は人それぞれだからね、難しい部分ですね。
この問いに関しては、それはそれ、これはこれ…として、分けて考えなければいけない部分。
感情抜きにしてね。
一方で彼は「あり」という考えの人でした。
「自身で終わらせることは”あり”だと思ってる」とのこと。
私はそれを聞いた時「そっか、君はそういう考えなんだね」と。
「選ばないで欲しいけどねw」と伝えると、「親とヒマ子は泣くだろうからねw」と返されました。
思い返してみると、こういった深い話(?)もしてたな〜と、、、大変感慨深くなりますねw
失恋をこんなに見返して反省するのって、人生で初だと思うwww
このお話はこれでおしまいです。
お付き合いいただきありがとうございました。
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